日々の食事は、生きるためにエネルギーを獲得すると同時に、生活を精神的にも豊かにするものです。
「あー、美味しい!!!」
と喜びを感じながらいただく食事は、心も体も満たされます。
知ること
色々なメディアで(僕のブログも含め)、様々な情報が溢れています。
それを自分で取捨選択することが大事なことだと思っています。
「誰が」発信している内容なのか。
「どこが」発信している内容なのか。
まずはそれを選ぶことに気をつけています。
例えば「高タンパク質な食事が身体に良い」という情報があり、それを実践するとします。
炭水化物を減らし、とにかく肉や卵を積極的に摂る。
その結果・・・膨満感や便秘・オナラに悩まされるということも珍しくありません。
むやみやたらに偏った食生活は、やはり身体に変調をきたすことが多くあります。
自分自身もタンパク質を摂りすぎると、てきめん上記のような症状が表れます。
胃腸があまり強くないので、「胃酸をしっかり分泌できる状況」「腸内環境を整える工夫」が僕には必要となります。
実践すること
例えば「胃酸をしっかり分泌する」ためには、しっかり咀嚼する(よく噛む)ことがとても重要です。
噛む→唾液が分泌される→胃酸が分泌される
という順番なので、まずは「よく噛む」ということから始めると良いです。
無料だし(笑)
さらに「酸っぱいものを食前に摂る」ことも効果的だと言われています。
例えば、唾液を分泌させる工夫として食前にレモンを噛んだり、食事中にレモン水を摂ったりするということです。
そして、腸内環境を整えるためには「食物繊維を摂ること」が重要な要素の1つです。
●水溶性食物繊維:
・海藻のヌメヌメ成分(フコイダン)
・果物や野菜に含まれる成分(ペクチン)
・ネバネバ系の野菜に含まれる成分(ムチン)
・ごぼう等に含まれる成分(イヌリン)などがあります。
読んで字のごとく水に溶ける性質があり、血糖値のコントロールにとても大きな役割を果たします。
そして、乳酸菌のエサになる(乳酸発酵)ということも忘れていはいけません。
乳酸菌やビフィズス菌は水溶性食物繊維をエサに酪酸やビタミン生成を行なっています。
これはメンタルの安定にも寄与する働きであり、腸内での悪性菌の繁殖を防止します。
●不溶性食物繊維:穀類・芋類・繊維質の野菜などに含まれる成分(セルロース・リグニン等)で、水に溶けることなく便のかさましをして、腸の蠕動運動を促進し便通を改善します。
こういった胃腸がきっちり活動をする前提があって、高タンパク食はOKですね!
僕の場合は、なるべく肉より魚で摂る方が便通も良いので・・・
やよい軒の「しまほっけと貝汁の定食」です。
HPから栄養成分をひっぱってくると、タンパク質を42g摂ることができます。
脂質がやや多めですが、とり天が2個ついているので、まぁこんなもんでしょう。
大根おろしが消化促進の働きをします。
食事については、少し知識を持って選択し、それを60%くらい実践すると精神的にも負担なく体調を整えることができます。
完璧にやろうとすると、それ自体がストレスになるので、個人的にはあまりオススメしません。
なぜなら、やっぱり食事はただただ栄養素を摂取するだけのものではなくて、生活に彩りを添えてくれるものですからね
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◆池田幸平
◆NSCA-CPT(全米公認パーソナルトレーナー)
◆分子栄養学認定館セラー
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