久々の更新になってしまいました。
7月は「雨」の記憶しかない感じですね。
そこから一転、一気に「夏」がやってきて少し気分もあがり気味な最近です。
膝の不調
2016年の秋、右膝の外側にある半月板の手術をしました。
当時1歳だった長男が入院している僕を見舞いに来てくれて、車イスに乗っている僕を不思議そうに見ていたのが印象的です。
半月板はクッションの役割をしています。
だから、歩いたり走ったり、ジャンプをしたりという動作にはとても大事な役割を果たします。
僕はもともと「ブラウント病」という膝の病気をもっています。
これはハッキリとした原因がわかっていないらしいのですが、母によると1歳半検診の際にみつかったということです。
更に。
その僕の半月板は「円板状半月板」といって、通常のサイズより大きい半月板なんです。いってしまえば奇形なんですね。
そんなわけで小さい頃から膝の調子はよくない身体なんですが、いかんせん運動神経が良くって(笑)
リレーは決まってアンカー、中学以降は「池田は体育委員」と誰より先に決まり、部活はバスケをしていました。
大学に入れば体育会のバスケ部に入りながらスポーツクラブでアルバイトをし、スタジオレッスンまで担当するようになり、ほんと常に身体を動かしてきた人生です。
しかし昨年、どうも左膝の調子がおかしい…と思いMRIを撮ると、左膝の外側にある半月板にうっすらとヒビがはいっているのがみつかりました。
右膝のオペを担当していただいたドクターから「急がないけど、いずれ手術は視野にいれた方が良いですね」と言われています。
そんな身体なんですけど、やっぱり身体を動かすことが大好きなんです。
自転車の魅力
2・3年前からトライアスロンにチャレンジしたいと思っていました。
トライアスロンは「ラン」「スイム」「バイク」の3種類で構成されています。
しかし、そんな膝の状況でもあるので1番のネックが「ラン」。
つまり「走ること」です。
やはりランニングというのは、膝にとても大きな負荷がかかるわけです。
でも、心拍数を上げてゼーゼーハーハ―なった時の高揚感というのは、ある種の中毒性があって快感なんです(笑)
でも、ランニングをする度に「いつか半月板を痛めるんじゃないか」とひやひやして、ここ最近は全く走っていませんでした。
僕は2007年にハワイで開催されている「ホノルルセンチュリーライド」というバイクレースに出場しました。
当時、勤務していたスポーツクラブでは新入社員がホノルルマラソンに出場するのが慣例で。
しかし、そもそもマラソン・長距離走は嫌いな僕は断固拒否(笑)
そこで、自転車のレースである「センチュリーライド」に出場することにしました。
イオンで3万円くらいのクロスバイクを買って、それを梱包してハワイまで持っていきレースに出場しました。
当初160km走る予定でしたが、エイドステーションで写真を撮りまくっていたら足切りをくらい(足切りは無いって聞いてたのに…)、結局120kmで帰ってきました。
その時の、ダイヤモンドヘッドを苦しみながら登りきって、ハワイのキラキラしたを見ながら太陽の光を浴び、風を全身に受けて坂道を下っていった爽快感といったら、これはもう唯一無二の体験です。
その時の光景をハッキリ覚えていて、自分の膝の状況もあるので「また自転車に乗りたいなぁ」なんて思っていたここ最近。
実は色んなメーカーの自転車を見たり、お店に実際に見にいったりしていましたが、購入までは至りませんでした。
自分を信じる
そんな中、お世話になっている方から「池田さん、自転車って興味ありましたよね?良かったら1台いりますか?」と声をかけていただきました。
そりゃもう「いいんですか!!!ありがとうございます!!!」と。
そして。
「明後日、朝5時から漕ぎにいきますけどお仕事ですか…?」
「9時から仕事ですけど行きます!!!!」
そんなわけで、自転車を1台いただいて久々のライドに出発です。
男3人で行ってきました。
もうね。きついし、しんどい(笑)
でも、それ以上に気持ち良かったですねー。
朝日がめちゃくちゃ気持ちよかったです。
出発前に食べた納豆ご飯の納豆がでてきそうだったことは内緒です…。
膝も全然問題ないし。
こうなると、やっぱり良い自転車がほしくなるんですよね。
10月の自分の誕生日に買おうかと、ひそかに目論んでいます(笑)
運動や食事は本当に情報が溢れています。
アレが良い。
コレが効く。
でも、結局は「自分がどうしたいのか」「自分に合っているのか」という自分の感覚を信じることが大切です。
僕の場合は、自転車よりランニングの方が骨の強化にもつながるしいいよ!って言わても、膝の状態を考えればランニングより自転車なんです。
骨を強くしたかったらスクワットをすればOKです。
運動も食事も一緒です。
王道があって、多くの場合はそれをキッチリやっていけばOKなんです。
でも、人それぞれ身体の状態、内臓の状態、思考のクセ…全てが同じ人なんていないんです。
だから、僕はその方に最適だと思うトレーニングや食事のご案内に一生懸命になるし、それを受け取っていただける方にお越しいただきたいと思っています。
---------------------------------------------------------------------------
●池田幸平(イケダコウヘイ)
●料金やご相談について:お問い合わせのフォームよりお問い合わせください 。
●全米公認パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)
●野菜ソムリエ
●中高保健体育教員免許
●note→Life-Explore|note
--------------------------------------------------------------------------------